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Philosophia

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2007年 12月 03日

信じられない!

昨日、ワールドカップの日本男子最終試合を見てました。相手はブラジル。今大会の優勝チーム相手に、1セット目は消化試合で気が緩みがちなところを叩いて見事GET!2・3セットはさすがにやられて、勝負をかけた4セット目に信じられない出来事が。

越川選手のサーブが走って怒涛の快進撃、スコア7-2あたりで、アウトオブポジション発覚。正確には、アウトオブポジションでも無いのですけど。目玉(次のセットにコートに入る選手の背番号を書いた紙)と違う選手がコート上にいたという・・・。前代未聞。監督の責任もあるけど、何より審判の責任だと私は思います。

普通は、全てのセットの最初と、タイムアウト後にコートに戻る時に副審が目玉とコート上の選手の背番号とポジションが合っているかどうかを確認してから、ゲーム開始。副審が普通にチェックさえしていれば、開始前に注意されて、入れ替えてスタートして済むはずなのに!!

昨日はしばらく相談した後、結局通常のアウトオブポジションが発覚した際と同じルール適用で、アウトオブポジションを犯しているラリーで得たポイントは全て無効、そしてアウトオブポジションを犯してローテーションをした回数、つまりサイドアウト回数分だけ相手の得点に。一気に0-3にされたんですよ。普通のアウトオブポジションですら、最初に犯したローテーションの時点で気付かないなんて、副審がマヌケなだけですよ。それが、試合開始10分近く経ってから通告するなんて・・・国際試合の審判がなんたる失態!!審判の資格を剥奪すべきだとすら思う・・・。

昨日の夜はあまりに憤慨していて、日記なんか書いたら暴言だらけになりそうなんで冷ましました・・・。取り消された幻の点数を取った越川選手のサービスエースは公式記録としてカウントされるのかも分かりません。可哀相に・・・越川選手、最後は涙してました。

この出来事で、自分も高校時代のチームのとき、数回のローテの間アウトオブポジションをしていて、その間の点数全部リセットされた最悪の試合を経験したことを思い出しました。・・・しかも確か引退試合だったんですよねぇ。積み上げた消えるはずの無い点数が一挙に取り消されるあの空虚感。昨日の全日本男子の気持ち・・・わかります。とてつもなくやるせない試合でした。

by philosophia_nash | 2007-12-03 23:42 | Volleyball


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