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Philosophia

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2004年 12月 31日

ホンデュラス@美食編

大晦日です。今日はちゃんと紅白歌合戦を見る予定です。
日本と15時間時差があるので、真昼間の再放送を見るのですが(笑)
今まで住んでいた国で紅白が見れなかった国はないので、そう考えるとNHKは凄いです。海外に住んでいる人に、1年の日本で起きたことのハイライトを伝えてくれる役割さえ担っているので、たかが紅白といえどバカにはできません。

さて、ホンデュラスに来て早10日余り。今日はホンデュラス料理を紹介します。
ホンデュラス料理はメキシコ料理に似ているけど辛くは無く、後から自分で香辛料を足して食べることが多いです。オランチョと呼ばれるタバスコのような唐辛子のソースをよく使います。香菜(チラントロ・もしくはパクチーとも呼ばれる)もよく使うのも、メキシコ料理に似てますね。

ここでのごちそうは、牛肉を焼いたものに香辛料の聞いた数種類のソース(香菜オイル、ピクルスなど色々)をかけて、ごはんかトルティーヤ(トウモロコシの粉で焼いたお焼き)と一緒に頂くのが基本のようです。お肉は、マリネした肉だったり、ポークチョップだったり、チキンの香草焼きだったりもします。日本人の口には合いやすく、美味です。首都のテグシガルパは海から遠いのもあって、専ら肉料理を頂くようでした。量は多く、肉ばかりこんなに毎日食べたのも初めてかもしれません。

さらに日本人にとっての納豆のごとく、もしくはそれ以上、ホンデュラス人にとって当たり前の品は、フリフォレスという豆料理です。Red kidney beans(赤インゲン豆)を細かくして、ひたすら煮たようなものです。少し塩味が利いてます。これを溶かしたチーズと混ぜて、トルティーヤで巻いて食べるのがホンデュラスの定番。絶妙な美味しさでした。ホンデュラスにも高級洋食レストランや中華料理のレストランもありますが、現地の料理を食べるのが一番だと思います。

気になる野菜ですが、料理の付け合せにサラダが大抵ついていました。生野菜はサラダで、温野菜はグラタンのようにして食べることが多いようです。フルーツは、パパイヤやグレープフルーツが美味です。スイカも食べて、夏を取り戻した気分でした。実は果物の色がちょっと違っていて、ここではグレープフルーツは中は真っ赤で(ピンク・グレープフルーツですね)、レモンの皮は緑で、まるでライムでした。絞ってみると、ちゃんとレモンの味がするのです!不思議な気分でしたよ。

お酒ですが、私達はワイン・日本酒・シャンパンと飲んだくれていましたが、ここでのお酒はビールが一番ポピュラーみたいです。フルーティで軽くて飲みやすかったです。あとは、ピニャ・コラーダがカクテルでは一番ポピュラーなようでした。ココナッツも沢山取れるようです。家でココナッツ料理をするときは、無論缶詰のジュースではなく、生のココナッツから取るのでした。

あとは毎日のようにコーヒーを飲んでいましたが、ブラックでもミルクを入れてもイケる美味しいコーヒーでした。私はいつもは砂糖を入れますが、薄めなこともあって、砂糖無しで飲めました。コーヒー好きの私(でもいつもたっぷりミルク&砂糖入り)は、ここのコーヒーが気に入りました。3月には両親に日本へ空輸してもらおうと思ってます。

by philosophia_nash | 2004-12-31 12:11 | Holiday


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