2009年 09月 17日

9月の風

今年は9月に入った頃から急に風の匂いが変わりましたよね。例年、自分の誕生日くらいまでは残暑が厳しくて私は「もう9月なのに…」とちょっとうんざりしてたのですが、今年はなんともあっさり秋が来た気がします。ひょうし抜け。

とはいえ、大好きな秋です☆クーラー嫌いなので、自然の風が肌寒くてカーディガンを羽織る時期くらいが一番好き。

秋の風が吹くとほんのり寂しい気持ちにはなりますが、同時に前へ歩いていかなきゃという気持ちになります。日本(東京)は温暖湿潤気候で、年中乾燥していて寒暖の差が45~50度くらいあるカナダとは似ても似つかない気候ですが、秋の風だけは同じような匂いなのです。

この風を感じる度に思い出すんです。18歳の時にカナダに行って新しい生活に奮闘していた頃と、長く結果通知を待たされテロのおかげでさらに合格が危うかった22歳の時のカナダでの大学院生活の始まりの頃。日本以外は学年は9月始まりですし、9月はやっぱり一つの「始まりの季節」なんだと思います。

どちらの時も最初は毎日が不安定で未知との遭遇ばかりで、はがゆいことがいっぱいでした。毎日凹んで逃避して、でも踏ん張って乗り越えて。そして嫌ってくらい時間があった。小学校低学年以来に暇といえるくらい時間があり…ひたすらに自分と対峙せざるをえなくて。英語に関しては信じていなかったのですが、巷で言われるように12週目くらいに急に伸びてびっくりしたのを覚えてます。

カナダ生活のおかげで、手に入れた物が沢山あって、失った物が沢山あり…。失った物もきっと人生の重要な糧になるものだったと思うのだけど、私は別の物を手に入れることを選んだ。しんどいこともあったけど、やっぱり正しかったと今も思います。でもちょっとは切ないんですよ。ぷちぷちと途切れた青春の思い出が。

この風を感じると、だからか、感傷に囚われず前に進まなきゃいけない気持ちに今でもなります。夏の間のざわめきが静まって、心もクールダウンされていくような感じ。

そろそろ仕事も本腰入れていきますか。
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by philosophia_nash | 2009-09-17 02:41 | Miscellanea


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